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１ 流動負債とは
流動負債とは、負債を正常営業循環基準及び１年基準によって分類した流動性の高い負債を表示する区分である。
２ 流動負債の範囲
流動負債の範囲について会社計算規則では次のように列記している。
(1) 支払手形（通常の取引に基づいて発生した手形債務をいう。）
(2) 買掛金（通常の取引に基づいて発生した事業上の未払金をいう。）
(3) 前受金（受注工事、受注品等に対する前受金をいう。）
(4) 引当金（資産に係る引当金及び一年内に使用されないと認められるものを除く。）
(5) 通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
(6) 未払費用
(7) 前受収益
(8) 次に掲げる繰延税金負債
① 流動資産に属する資産又は流動負債に属する負債に関連する繰延税金負債
② 特定の資産又は負債に関連しない繰延税金負債であって、一年内に取り崩されると認められるもの
(9) その他の負債であって、一年内に支払又は返済されると認められるもの
３ 参考資料
会社計算規則第百七条（負債の部の区分） |
