1 休止固定資産とは
休止固定資産とは、現在休止中の設備で、将来再使用の見込が客観的にあり、かつ設備としての機能を現に有している固定資産をいう。
例えば、当該固定資産の保守管理が継続的に実施されており、かつ会社の事業計画においても将来の使用稼動が確実に見込まれている場合等である。
なお、将来再使用の見込がない場合は休止資産とは認められず、廃棄としての処理を行う必要がある。
2 休止固定資産の会計処理
休止固定資産については減価償却を行い、原則として営業外費用として処理する。
減価償却の計算は、正常の減価償却または休止を考慮した合理的基準により減価償却を行う。
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