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１ 未収消費税等とは
未収消費税等とは、還付される消費税等で未収の金額である。
消費税等（地方消費税を含む。）については、原則として税抜方式を適用し、事業年度の末日における未収消費税等は未収入金に計上する。ただし、その金額の重要性が高い場合には、未収消費税等として別に表示する。
期末において、当期中の仮受消費税等と仮払消費税等を相殺し、その差額を未払消費税等又は未収消費税等に振り替えるが、消費税等の端数処理の関係などにより、未払消費税等又は未収消費税等の金額が確定申告により計算した納付金額又は還付金額と一致しない場合がある。この場合は、その差額を雑収入又は雑損失として処理する。
２ 仕訳例
(1) 未収消費税等の計上
当期中の仮受消費税等の金額3,000,000円、仮払消費税等の金額3,500,000円、当期の確定申告による消費税及び地方消費税の還付額は450,000円となった。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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仮受消費税等 |
3,000,000 |
仮払消費税等 |
3,500,000 |
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未収消費税等 |
450,000 |
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雑損失 |
50,000 |
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(2) 消費税等の還付
消費税及び地方消費税の還付額450,000円及び還付加算金5,000円が当座預金に入金した。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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当座預金 |
455,000 |
未収消費税等 |
450,000 |
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雑収入 |
5,000 |
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INDEX
■仕訳処理目次
■未収消費税等
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