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役員賞与引当金

1 役員賞与引当金とは

役員賞与引当金とは、役員に対する賞与の支給見込み額を計上する引当金をいう。

役員賞与に関する会計基準では、「役員賞与は、発生した会計期間の費用として処理する。」と規定されているため、当期の役員の職務に対する賞与支給を期末日後に開催される株主総会の決議によって確定する場合、決議事項とする額または見込み額を役員賞与引当金として計上する。

参考:役員賞与に関する会計基準

2 仕訳例

(1) 役員賞与引当金の計上

当期の役員の職務に対する賞与につき、期末日以降に開催される株主総会でその支給が決議される予定である。その見込額は10,000,000円 である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

役員賞与

10,000,000

役員賞与引当金

10,000,000

 

(2) 賞与引当金の精算

上記(1)で見積り計上した役員賞与を支給した。確定した支給額は10,000,000円であり、源泉所得税2,000,000円を控除した8,000,000円を支給し、銀行振込手数料8,400円(内消費税400円)とともに8,008,400円を当座預金から支払った。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

役員賞与引当金

10,000,000

預り金

2,000,000

銀行手数料

8,000

当座預金

8,008,400

仮払消費税等

400

   

 


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