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１ 支払手形の更改
まれに、既に振り出した手形の内容を変更する必要が生じたことによって、手形を更改する場合がある。
２ 仕訳例
(1) 決済期日の延長
当社が振り出した支払手形10,000,000円の決済期日が当月末に到来するが、
当社資金繰りの都合で決済期日を１ヶ月延長し、利息42,000円を支払うことで手形所持人の了承を得たので、新たな約束手形10,000,000円と利息相当の小切手42,000円を振出し、既に振出した手形と交換した。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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支払手形 |
10,000,000 |
支払手形 |
10,000,000 |
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支払利息 |
42,000 |
当座預金 |
42,000 |
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(2) 決済期日の短縮
当社が振り出した支払手形10,000,000円について、支払先の資金繰りの都合で
現金での支払いに変更してもらいたいとの要請があり、利息125,000円を
差引くことで合意したので、小切手9,875,000円を振出し既に振出した手形と交換した。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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支払手形 |
10,000,000 |
当座預金 |
9,875,000 |
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受取利息 |
125,000 |
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(3) 支払先の差し替え
支払手形10,000,000円
を振出したが、支払先から5,000,000円の支払手形2枚に分割してほしい旨の要請があったのでこれ合意し、既に振出した支払手形と交換した。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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支払手形 |
10,000,000 |
支払手形 |
10,000,000 |
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INDEX
■仕訳処理目次
■支払手形
■支払手形の振出・決済
■為替手形の引受・決済
■支払手形の更改
■未決済支払手形の処理
■期末日が休日の場合の処理
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