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１ 現先取引とは
現先取引とは、将来の特定日に特定の価格で売戻し又は買戻しをすることを定めた公社債等の買付又は売渡取引で、資金運用または資金調達の目的で行われる。
資金運用目的で行うのが買現先といい、貸付金で処理し、資金調達目的で行われるのが売現先といい、借入金で処理する。
２ 仕訳例
(1) 現先取引の開始
資金調達のため、保有する譲渡性預金（額面500,000,000円）を利用して買戻し条件付売買契約を銀行を通じて締結し、取引開始日に500,000,000が当座預金に入金した。買戻期日は1ヵ月後、買戻価額は501,000,000円である。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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当座預金 |
500,000,000 |
短期借入金 |
500,000,000 |
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(2) 現先取引の終了
上記(1)で契約した現先取引の期日が到来し、501,000,000円を当座預金から支払い譲渡性預金を買戻した。
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借方 |
貸方 |
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勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
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短期借入金 |
500,000,000 |
当座預金 |
501,000,000 |
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支払利息 |
1,000,000 |
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INDEX
■仕訳処理目次
■短期借入金
■短期借入金の実行・弁済
■当座貸越の振替
■長期借入金からの振替
■役員、親会社
、子会社からの借入・弁済
■現先取引の開始・終了
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