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仕掛品

1 仕掛品とは

仕掛品とは、製品、半製品又は部分品の生産のため現に仕掛中のものをいう。

なお、自家使用のために製造している物品(例えば機械メーカーが自家設備で使用する機械装置など)で仕掛中のものは、固定資産の建設仮勘定で処理する。

参考:財務諸表等規則ガイドライン15-9

2 仕訳例

(1) 仕掛品の発生

製品製造に使用する材料費5,250,000円(内消費税250,000円)、外注加工賃2,100,000円(内消費税100,000円)を調達した。購入対価は買掛金である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

仕掛品

5,000,000

買掛金

7,350,000

仕掛品

2,000,000

   

仮払消費税等

350,000

 

 

 

(2) 製造部門費の予定配賦額

製造部門費の予定配賦額は4,000,000円である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

仕掛品

4,000,00

製造部門費

4,000,000

 

(3) 仕掛品の完成

仕掛中のA製品が完成した。製造原価は5,000,000円である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

製品

5,000,000

仕掛品

5,000,000

 

(4) 製品完成後の原価追加

A製品完成後、同製品に対する製造原価500,000円が発生した。このうち、300,000円は製品に在庫となっている分であり、200,000円は販売済みのものである。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

製品

300,000

仕掛品

500,000

売上原価

200,000

 

 

 


INDEX

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製品

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