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土地

1 土地とは

土地とは、事業の用に供するために所有する敷地をいう。

土地には、工場及び事務所の敷地のほか、社宅敷地、運動場、農園等の経営付属用の土地が含まれるものとする。

取得原価には、土地それ自体に要した費用のほかに、仲介手数料、整地費、登記料など事業の用に供するまでに要した付随費用を含める。

参考:財務諸表等規則ガイドライン22-7

2 仕訳例

(1) 土地の取得

工場用地として土地を取得した。取得価額は100,000,000円、仲介手数料及び登記料の付随費用は3,675,000円(内消費税175,000円)で合計103,675,000円を小切手を振出して支払った。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

土地

103,500,000

当座預金

103,675,000

仮払消費税等

175,000

 

 

土地の売買取引について消費税は非課税。

 

(2) 土地と建物の一括取得

建物付の土地を取得した。取得価額は30,000,000円(含消費税)で小切手を振出して支払った。内訳は建物10,000,000円、土地20,000,000円である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

建物

9,523,809

当座預金

30,000,000

仮払消費税等

476,191

 

 

土地

20,000,000

 

 

建物付土地を取得した場合、建物と土地を区分する必要がある。通常は売買契約書に区分されているが、区分されていない場合は消費税から推測したり、それでも不明の場合は建物価額を見積って区分する。土地について消費税は非課税であるが、建物には課税される。

 

(3) 土地の売却

固定資産である土地を50,000,000円で売却し、売却代金は当座預金に入金した。当該土地の取得価額は5,000,000円である。

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

当座預金

50,000,000

土地

5,000,000

 

 

固定資産売却益

45,000,000

 


INDEX

仕訳処理目次

有形固定資産

建物

構築物

機械及び装置

車輌運搬具

工具器具及び備品

土地

建設仮勘定

△減価償却累計額

資本的支出と修繕費の判定

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