ホーム

会社法

会計基準

仕訳処理

実務メモ

財務分析

税額表

会社書式

法令集

 

 

ストック・オプションの失効

1 ストック・オプションの失効

権利不行使による失効が生じた場合には、新株予約権として計上した額のうち、当該失効に対応する部分を利益として計上する。この会計処理は、当該失効が確定した期に行う。

2 仕訳例

・ストック・オプションの数は、従業員1名当たり160個(合計12,000個) でストック・オプションの一部行使は出来ない。

・付与日におけるストック・オプションの公正な評価単価は8,000円/個 である。

 

(1) 権利行使期間満了による新株予約権の失効

ストック・オプションの失効が2名の場合。

新株予約権のうち、権利行使期間中に権利行使されなかった分については、新株予約権戻入益として利益に計上する。 

 

借方

貸方

勘定科目

金額

勘定科目

金額

新株予約権

2,560,000

新株予約権戻入益

2,560,000

失効したストック・オプションの金額:8,000円/個×160個/名×2名=2,560,000円

 

参考:ストック・オプション等に関する会計基準の適用指針より


INDEX

仕訳処理目次

新株予約権

新株予約権の募集・権利行使・失効

ストック・オプションの付与

ストック・オプションの権利行使

ストック・オプションの失効

ホーム会社法会計基準仕訳処理実務メモ財務分析税額表会社書式法令集

免 責リンクポリシープライバシーポリシー