仕訳例(本設例では三分法による処理を示している。
)
(1) 売上原価の算定
商品関係の各勘定残高は次の通りである。
繰越商品200,000円
仕入1,500,000円(仕入
返品、仕入値引、仕入割戻は控除済み。)
期末商品棚卸高250,000円
@ 繰越商品200,000円を仕入に振り替える。
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借方 |
貸方 |
勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
仕入 |
200,000 |
商品 |
200,000 |
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A 期末商品棚卸高250,000円を仕入から商品勘定に振り替える。
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借方 |
貸方 |
勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
商品 |
250,000 |
仕入 |
250,000 |
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B 前期繰越商品200,000円+当期仕入高1,500,000円−期末商品棚卸高25,000円=売上原価1,450,000円が求められ、仕入勘定から売上原価に振り替える。
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借方 |
貸方 |
勘定科目 |
金額 |
勘定科目 |
金額 |
売上原価 |
1,450,000 |
仕入 |
1,450,000 |
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C 上記の結果、仕入勘定は次のようになる。
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借方 |
貸方 |
当期仕入高 |
1,500,000 |
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商品勘定から |
200,000 |
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商品勘定へ |
250,000 |
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売上原価へ |
1,450,000 |
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INDEX
■仕訳処理目次
■棚卸資産
■商品
■仕入
■積送品
■試用品
■売上原価の算定
■強制評加減
■棚卸減耗損
■製品
■半製品
■原料及び材料
■仕掛品
■貯蔵品
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