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目次前条次条

第二編 株式会社

第四章 機関

第四節 取締役

(株主による取締役の行為の差止め)

第三百六十条 六箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主は、取締役が株式会社の目的の範囲外の行為その他法令若しくは定款に違反する行為をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、当該行為によって当該株式会社に著しい損害が生ずるおそれがあるときは、当該取締役に対し、当該行為をやめることを請求することができる。

2 公開会社でない株式会社における前項の規定の適用については、同項中「六箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主」とあるのは、「株主」とする。

3 監査役設置会社又は委員会設置会社における第一項の規定の適用については、同項中「著しい損害」とあるのは、「回復することができない損害」とする。

目次前条次条

INDEX

第四節 取締役

第348条 業務の執行

第349条 株式会社の代表

第350条 代表者の行為についての損害賠償責任

第351条 代表取締役に欠員を生じた場合の措置

第352条 取締役の職務を代行する者の権限

第353条 株式会社と取締役との間の訴えにおける会社の代表

第354条 表見代表取締役

第355条 忠実義務

第356条 競業及び利益相反取引の制限

第357条 取締役の報告義務

第358条 業務の執行に関する検査役の選任

第359条 裁判所による株主総会招集等の決定

第360条 株主による取締役の行為の差止め

第361条 取締役の報酬等

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