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目次前条次条

第二編 株式会社

第九章 清算

第二節 特別清算

第一款 特別清算の開始

(相殺の禁止)

第五百十八条 清算株式会社に対して債務を負担する者は、次に掲げる場合には、相殺をすることができない。

一 特別清算開始後に他人の協定債権を取得したとき。

二 支払不能になった後に協定債権を取得した場合であって、その取得の当時、支払不能であったことを知っていたとき。

三 支払の停止があった後に協定債権を取得した場合であって、その取得の当時、支払の停止があったことを知っていたとき。ただし、当該支払の停止があった時において支払不能でなかったときは、この限りでない。

四 特別清算開始の申立てがあった後に協定債権を取得した場合であって、その取得の当時、特別清算開始の申立てがあったことを知っていたとき。

2 前項第二号から第四号までの規定は、これらの規定に規定する協定債権の取得が次に掲げる原因のいずれかに基づく場合には、適用しない。

一 法定の原因

二 支払不能であったこと又は支払の停止若しくは特別清算開始の申立てがあったことを清算株式会社に対して債務を負担する者が知った時より前に生じた原因

三 特別清算開始の申立てがあった時より一年以上前に生じた原因

四 清算株式会社に対して債務を負担する者と清算株式会社との間の契約

目次前条次条

INDEX

第一款 特別清算の開始

第510条 特別清算開始の原因

第511条 特別清算開始の申立て

第512条 他の手続の中止命令

第513条 特別清算開始の申立ての取下げの制限

第514条 特別清算開始の命令

第515条 他の手続の中止等

第516条 担保権の実行の手続等の中止命令

第517条 相殺の禁止

第518条 〃

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